ぼくは結婚前に二世帯住宅を建てていました。妻が暮らす家を一緒に選べたわけではないので、同居を始める前から気を使うところはありました。
家を新しく建てるほどのことはできなくても、妻が一人で過ごせる部屋は用意してよかったと思っています。最初は化粧や身支度をする場所で、その後は仕事にも使うようになりました。
この記事は、元の記事を書いた当時の部屋の使い方と、これから見直したいことを整理したものです。妻の働き方や子どもの部屋について、現在の状況を新しく確認した記事ではありません。
- 一人で身支度をする場所
- 自分の物を置ける場所
- 仕事や休憩に使える場所
結婚前に二世帯住宅を建てていたから…
妻はインテリアや服が好きです。友人や知人の新しい家へ行ったときの様子を見ると、自分で家を建てたかったのかな、と感じることもありました。
ただ、これはぼくの推測で、本人からそう言われたという話ではありません。
一人部屋を用意したのは、同居してもらうための交換条件というより、自分だったらどうかと考えた結果です。相手の親の家に住み、一人になれる場所もないとしたら、ぼくも落ち着きにくいと思います。
- 同じ家でも一人で過ごせる
- 見られたくない物を自分で管理できる
- 共有の場所から離れて休める
部屋だけでなく、過ごし方も尊重する
だから部屋を用意するだけでなく、そこで本人がどう過ごすかも尊重したいです。自分の部屋があっても、いつも呼び戻されたり、物の置き方を細かく指摘されたりすれば、自由に使える場所にはなりません。
部屋があれば同居の問題が全部解決する、と言いたいわけではありません。妻にだけ気を使わせず、夫が自分の親と話すことも必要です。
その考えは、二世帯住宅で妻の味方をする話で書いています。
結婚して数年間は化粧をするのがメインの部屋
結婚して数年間、妻の部屋は主に化粧や準備をする場所でした。妻は身支度に時間をかけるほうなので、専用の場所があってよかったと感じています。
もし洗面所しか使えなかったら、ほかの家族が使いたいときに気を使う場面もありそうです。自分の部屋なら、道具を毎回すべて片付けて場所を空ける必要も減ります。
- 身支度に使う時間
- 化粧品や道具の置き場所
- 洗面所を使う家族との時間の重なり
これは部屋を検討するときの確認点です。家族によっては洗面所で十分かもしれませんし、個室より収納を増やしたい人もいるはず。
何となく「妻の部屋」を作るより、本人が毎日どんな場面で困るかを聞いてみる。そうすれば、使い道は決めやすいと思います。
物も多い
妻は服が好きで、季節ごとにいろいろな服を持っています。ぼくも物を減らしてほしいなと思うことはありました。
でも自分の部屋に収めてくれているので、細かく言わずに過ごせました。
本人の部屋と、共有スペースを分けて考える
- 本人の物は本人が管理する
- 共有スペースに置く物は相談する
- 季節物の置き場所も考える
これらは収納を話し合うときの整理です。わが家で細かな決まりを作ったという意味ではありません。
相手の好みを変えようとする前に、物を置く範囲を分けられるか考えたいです。
共有の廊下をふさいでいるなど、生活に支障があるなら相談が必要です。一方で、本人の部屋の中で収まっているなら、自分の基準どおりに片付けさせなくてもいい。
部屋を用意したよさは、こうした小さな衝突を減らせるところにもありました。
仕事部屋にも使うようになった
元の記事を書いたころ、妻はリモートワークをしていて、一人部屋が仕事の場所にもなっていました。自分の部屋があったことは、フルリモートの会社を選ぶ選択肢にもつながったと感じています。
仕事に使うようになってから、妻なりのこだわりも出てきて、部屋を使うのが楽しそうでした。反対に、年中仕事をしてしまわないかという心配もありました。
仕事と休む時間の境界を話しておく
- 家族が過ごす場所と仕事の場所を分けられるか
- 仕事中の声かけをどうするか
- 休む時間にも同じ部屋を使いたいか
仕事部屋として考えるなら、机を置けるかだけでなく、こうした生活との境界も話しておきたいです。会議中の声かけや物音が気になるなら、いつ、何が困るかを本人に聞く。
ここはわが家で決めたルールではなく、検討するときの確認点です。
部屋の使い方は本人の希望を軸にしたいですね。仕事を始めたからといって、休む時間もいつでも呼び出せる場所にしてしまうと、一人部屋のよさが薄れてしまいます。
ぼくも自由に過ごしやすくなった
子どもが生まれてから、妻は「みんなで出かけよう」「みんなで一緒にいよう」という気持ちが強いほうでした。ぼくには、それがしんどいと感じることもありました。
妻が自分の部屋で過ごすようになってから、ぼくが寝室に一人でいても呼び戻されることが減りました。家族でのお出かけは続けつつ、一人で過ごす時間も取りやすくなった。
それはぼくにとってもよかったところです。
一人の時間と、家事・育児の分担
- 家族で過ごす時間
- それぞれ一人で過ごす時間
- 家事や子どもの世話をする時間
一人の時間を尊重するなら、家事や育児を片方へ置いたままにしないことも大事だと思います。どちらかだけが自由に部屋へ戻れる形では、相手の負担が増えます。
一緒にいる時間を減らすためというより、ずっと一緒でなくても安心して暮らせる場所を持つ。親世帯との距離にも共通する考えです。
親世帯も子世帯もほどよく無関心でいる話も、参考にしてください。
今後子どもが1人部屋が欲しいと言ったときが問題
元の記事の時点では、親世帯側に一部屋余っていました。ただ、空いているからそのまま使えると決めたわけではありません。
下の部屋を借りてよいか、誰がどこで寝るか、話し合う必要があると考えていました。
ぼくの寝室を下へ移す案も思い浮かびました。ただ、上の寝室は大きめなので、子ども同士の部屋の広さに差が出ることも気になりました。
この記事では、その後どの案に決めたかは確認していません。
- 空いている部屋を使ってよいか確認する
- 親世帯の今後の使い道も聞く
- 誰の一人で過ごす場所がなくなるか考える
- 子ども同士の部屋の条件を比べる
家族が増えたり子どもが成長したりすると、必要な部屋は変わります。そのたびに妻の場所だけをなくすのではなく、家族全員の使い方を並べて考えたいです。
一人部屋を用意してよかった理由は、妻だけでなく、ぼくにも一人で過ごす余地ができたことでした。同居全体の困りごとから考えるなら、二世帯住宅で快適に暮らすコツにまとめた話も読んでみてください。