二世帯住宅でありがちな生活音と騒音問題

音のストレスはまあまあしんどい。

1階が親世帯。2階が子世帯。こんなタイプが多いですよね。
当然、下の親世帯の方が騒音ストレスは大きいです。
でも、ストレスを感じるのは騒音被害が大きい方だけではありません。

「うるさいんだけど」
「昨日のあれ、何の音?」
「もうちょっと静かにできないの?」

気をつけていたとしても、言われることはある。お互いどんどんストレスが溜まります。
我が家は親世帯が寛大ですが、たまーにちくっと言われることもあります。

そんな生活音や騒音問題ですが、話し合いと事前対策で少しは変わってきます。
これから二世帯住宅を建てる方は、ぜひ騒音問題をあらかじめ把握して、対策を立ててみてください。

親世帯に相談して、きつそうだったら二世帯を建てること自体を白紙に戻すという決断もありではないかなと。
それくらい騒音問題はストレスです。

ではいってみましょう〜

1.足音問題

集合住宅に住んだことがある方はわかるはず。

2階よりも1階のほうが断然ストレスがかかります。

親世帯の理解を得らえるか考えるかが大切です。

1-1.子どもの走り回る音が大丈夫か

子どもは朝でも夜でもガンガン走ります。

特に休みの朝なんてすごい。
学校やこども園がある日は全く起きないのに、なぜか5時起き。
バタバタバタバタ
「パーパー!マーマー!起きて―!」

パパママが寝たふりをすれば下に下りて、じーじばーばに助けを求める。
我が家もそんな生活を送っていますが、こういったご家庭も多いのではないかなと。

1-2.かかとで歩く人がいると辛い

ぼくの妻はかかとから歩くタイプなので、ドンドンと歩きます。

ぼくが特に気になっていたので、スリッパを絶対履いてもらうように意識してもらっています。

足音や物を落とす音がストレスに感じる方にとって、二世帯住宅は避けた方が良い可能性があります。

1-3.足音対策

  • 遮音フローリング(建てる前)
  • クッションマットを敷く(廊下は厳しい)
  • かかとで歩く人にはスリッパを履いてもらう
  • 一緒に住む前に「下の階のほうが騒音ストレスあるけど大丈夫?」と聞いておく

日々言葉での注意が飛び交うと、ストレスが半端ないので、物理的に問題を解決するようにしています。

あとはあらかじめ確認しておくことも大事ですよね。

2.水回りの音

水の流れる音って結構大きいです。
安いホテルに泊まるとたまにびっくりします。

2-1.水の流れる音は大きい(特に浴槽)

子どもが寝静まっている時間帯は特にわかる。

夜中に浴槽のお湯を流すと
「え、え!?こんな音鳴る?」
と驚くことがあります。

2階でもかなり感じるので、1階はかなり響いているはず。

二世帯住宅の場合は1階2階両方にお風呂がないと、ストレスが溜まります。
お風呂だけは1階と共用ってなるとかなり厳しいのでそれだけは避けたいところ。

というわけで対策

2-2.対策:1階の寝室と2階のお風呂の位置をずらす
(相談をする)

専門的なことは全くわかりません。適当です。
建てる前に相談してください。

「2階のお風呂のお湯を流すと、1階の人はかなりうるさく感じるって聞きました。
配管とかいろいろわかんないですけど、トラブルがないように良い感じにしてください

こんな感じで相談しておけばOK。
難しいことは専門家の方が良いようにしてくれるはずです。

3.子どもの友達が来ることでのストレス

ぶっちゃけ僕も苦手なほう。

ってのは置いといて…。

親世帯は家にいる時間が長いじゃないですか。だから建てる前に一言。

「将来、孫の友達とか来るかもしれんけど大丈夫そう?多分うるさいよ」

って伝えておくのが良いと思います。

3-1.息子の友達が来て、祖父母に対しフォローを入れたりすることも

騒音、生活音の面から見れば足音とか騒いだりすることでのストレスがメインです。ただ、ほかにもあるのでサクッと紹介。

  • 足音のバタバタ音
  • 下のリビングに勝手に入ろうとする(入る)
  • お邪魔します、こんにちはを言わない
  • 靴をぐっちゃぐちゃに脱ぐ
  • 祖父母に声をかけられても愛想が悪い

我が子じゃないので少し注意が難しいってのがあるんですよね。

下のリビングに入ろうとするのは、二世帯住宅ってのがどんなものかまだ分からないと思うので仕方ないです。
でもほかはな~なんだかな~って思っていつつ

「まだ2年生だから、ごめん。」

って、怒られてもいないのに自分からフォロー入れているのもなんだか変な感じがします。

「あ、やべっ。なんかフォローしなきゃ」
みたいな感情は、二世帯ではちょいちょいあることは知っておいた方が良いですね。

(勝手に気にしすぎるって感じ)

4.ライフスタイルの違いでトラブル(起きている時間が違う)

仕方ないけど覚悟は必要。

4-1.深夜は大人のゴールデンタイム

  • 子どもが寝たあと
  • 残業帰りののんびりタイム
  • 飲み会帰りの玄関の開閉音
  • 夜に急に挽きたくなるコーヒー豆
  • テレビ
  • ゲーム
  • 深夜に入るお風呂

全部最高ですが、全部下に響く。

そう考えて間取りを決めたほうが良いです。
1階の寝室の場所は本当に重要。

4-2.対策

  • テンションを上げすぎない
  • 間取りに注意
  • 玄関を別にして完全分離型にする(建てる前に決断)

このくらいでしょうか。

うちは妻がリモート、ぼくが深夜まで残業と結構夜中もアクティブです。
お互い飲み会もまあまああるので、深夜の玄関の開閉でストレスを与えている可能性は高いです。

4-3.多分祖父がストレスを感じている(けど文句は言ってこない)

  • 昨日〇〇時に帰ってきたなー
  • 昨日の夜中何落としたん?

とちょいちょい言われるので、ぼくは「ごめん、(でもだり~)」って思っています。
でも文句を言ってこないだけ良い親父なんだろうな。
いつもごめん。
妻には言わんでくれてありがとう。

5.テレビの音が大きい

我が家はまだテレビの音量問題はないんですが、将来的にあるかもしれません。

  • 親の耳が遠くなってテレビの音がでかい
  • 深夜テレビを消し忘れて寝てる

みたいなことがあるみたいです。

確かに昔あった。

高校生のころの話ですが、ばーちゃんのテレビの音でかいなーっていつも思っていました。

あと、うちの場合ですが、子どものテレビの音がめちゃめちゃ大きいです。いつか言われるかもしれませんが、孫には優しいので大丈夫かな。

6.まとめ(建てる前の話し合いが大事)

話し合い大事。

話し合って問題になりそうなことを出し合う。
本当に一緒に住めるか。
「大人の生活音もうるさいけど、子どもはもっとすごそうだよ」

こういう確認は本当に大切です。
でも話し合いで避けられることもたくさんあります。

避けられることは事前に対策して良い二世帯ライフを送ってください。https://note.com/embed/notes/n46c1b4f63557