独身で二世帯住宅は建てませんよね。
でも建てちゃったんだからしょうがないじゃんって人もいると思います。
これ系の記事を書こうと思って検索すると
- 親がどうかしてる
- 親の言いなり
- そんな人と付き合おうと思う人なんていない
と辛辣なコメントが多いのですが……わかる。
でも建ってしまったんだからしょうがないんです。
深く考えてなかったんだから!
でも実際に建ててしまった僕だからお伝えできることもあります。
- 二世帯住宅にするかどうか、今悩んでいる方
- 二世帯が決まってしまってどうしようと悩んでいる方
こんな方はぜひ最後まで読んでください。
今回は、独身で二世帯住宅を建てることになった場合に、本気で考えるべきポイントを6つ紹介します。
僕が失敗したことがほとんど!参考になることは多いはずです!
1.二世帯住宅でも彼女を作る方法を考える
あれ?おかしいな。
今まで普通に彼女もできていたのに、なぜかみんな離れてく…
女性関係のハードルがめっちゃ上がります。
「結婚を前提に付き合いたい!」
というわけでなかったとしても二世帯住宅があるだけで重い。
重すぎます。
離れていく、寄ってこないだけではありません。
拒否られるのが怖いんです。
- 二世帯住宅のことが負い目となってゴリゴリいけない
- コンパで友達にいじられる
独身でこれから二世帯住宅を建てる可能性が出ている方。
ちょっと待ってください。
女性と付き合える可能性がかなり低くなります。
だって、独身で借金まみれですから。
そして親もいる。
ん〜〜〜
»二世帯住宅を建てたあとに「彼女を作るハードルが高すぎる」って話
2.友人にいじられる可能性がある
独身の場合、まだ出会いの場に行くこともあります。
もしそのとき彼女がすでにいたとしても、こんな場面もあるかもしれません。
友人A「こいつ、二世帯じゃん??〇〇ちゃん大丈夫なん?どうするの?」
みたいなことがが起こりがちです。
ある種、話のネタになってしまうので、覚悟しておいた方が良いかもしれません。
»関連記事あるよ
3.彼女がいる場合、もしかしたら振られるかも
独身で二世帯住宅を建てるとき、もし彼女がすでにいるとします。
そんなときは、彼女の意見は聞く方が良いはず。
(「いやどうなんだろ、難しいな)
ぶっちゃけ聞いても重いし、聞かなくても将来のことを考えていないと思われたりすると思うので結構詰むかも…
最悪、そのときお付き合いしている方とはお別れする可能性も考えて、慎重に決めないとえらいこっちゃになります。
4. 将来、結婚後の家族構成を想像しておく
家族構成を考えないと、間取りで失敗します。
独身の時点で二世帯住宅を建てるなら、将来の家族構成を考えた方が良いです。
僕は結婚後の生活をあまり想像せずに建ててしまいました。
後になって間取りに対する後悔がたくさん出てくるんですよね。
- 結婚後の生活スペースを十分に確保する
- 子どもの数や成長を見据えた部屋数を計画する
- 将来のパートナーの意見も尊重できるよう、柔軟性を持たせる
- リビングを広くする
例)なんとなくで寝室を大きくした
→リビングが少し狭くて今困っている
寝室に家族全員で寝る期間はそう長くありません。
共有スペース(リビング)を、もっと過ごしやすい空間にしておくほうが良かったかなと今は後悔しています。
»失敗体験から学ぶ!独身で二世帯住宅を建てるときに気をつけたい間取りの話
5. 二世帯住宅はプライバシーの確保が最優先
二世帯住宅では、プライバシーの確保がすごく大切。
独身のときは気にならなくても、結婚後「困ったなー」となりかねません。
- キッチン、風呂、トイレは完全に別にする
- 音漏れを防ぐための防音対策を考える
- 各世帯の出入り口を別にすることを検討する(ハードルは高い)
この3点のうちキッチン、風呂、トイレを別というのは最低限やっておくべきことです。
風呂、キッチンは確実にわけよう【間取りは重要】
キッチン、風呂が同じだと二世帯の半同居という感じではないです。
二世帯完全同居住宅です。
ただ、キッチン、風呂を2つ設ける場合はかなり金額の負担も増えます。
予算の折り合いがつく範囲で検討してください。
「騒音面は難しいけど、両親に本当に大丈夫か?」と聞いておくことはできる
騒音に対しては、1階に住む側がどのくらい許容できるかが重要です。
一緒に住みたいと言われたときに、
「子どもはバタバタと走るもんだけど大丈夫?」
など確認をしておくとトラブルは少なそうです。
両親は子育てをしているので、足音くらいわかっていると思います。
でも立場が変わってくると感じ方も違うので慎重に。
»二世帯住宅でありがちな生活音と騒音問題
6. 金銭問題が発生しがちな二世帯住宅
お金は揉めがち。
うちはまだ揉めていません。でも話をするだけでちょっとストレス。
独身時の収入だけでなく、将来の家族の収入も考える必要があります。
(将来結婚するかもありますが、親世帯の年金問題など)
- ローンの返済計画を綿密に立てる
- 何年間払ってもらえるのか
- 両親との費用分担を明確にする
- 将来の修繕費や固定資産税の話し合いを忘れると結構でかい
独身時代は固定資産税や費用負担などの話をすることがかなり億劫でした。
リアルではなかったからです。
「結婚してないのにそこまで負担するのかよ…」
とさえ思っていました。
彼女ができたとき、説明できないと困るかも?
彼女に対し、いきなりお金の話をするのはNG。
重いから。
でも女性も大人です。
仮に
彼女ができました。
結婚の話が少し出てきました。
二世帯に住む覚悟ができてきました。(ありがとう)
↓
女性「お金の支払い関係ってどうなってるの?」
男性「ざっくりだよ!」
とかなったら結婚の話もパーです。
話し合いはもちろん結婚後にもできます。
将来の妻への負担を軽くするような決め事をしておくと、彼女も安心するのかなと思います。
お金のことをざっくりとしか決めていない=しっかりしていない。雑な人
と思われても仕方ないです。
7. 両親との関係性を再確認する
二世帯住宅では、両親との距離感が重要になります。
独身時と結婚後では、関係性が変わる可能性があることを予測できたらやりやすいですよね。
(今だからこんなことが言えるけど、リアルに全く考えていませんでした)
- 生活習慣の違いを話し合う
- 将来的な介護の可能性についても考える
- お互いの価値観の違いを理解し、尊重し合える関係を築く
ほかにも支出面では固定費の感覚の違いなどもあります。
NHKや新聞、固定電話の有無などの話はしておいた方が良いかなと思います。
8. 柔軟性のある設計を心がける
ライフステージの変化に対応できる柔軟な設計が重要です。
(重要だったなと今さら思う)
- 将来的なリフォームを考慮した構造にする
- バリアフリー化の可能性を残す
- 部屋の用途変更が可能な設計を検討する
部屋をどう使い分けるかなどは、子どもが増えていって初めて悩み始めることです。
“部屋の用途”については長男が小学生に上がってからリアルに考え始めました。
部屋数は足りますが、次男が大きくなったときにどうしたいか。
今のうちに少しでも聞いておかないとなーとか。そんな感じです。
9.両親と一生暮らす覚悟を決める
一度は実家を出た方ならもう一度両親と暮らすのは覚悟が必要です。
ぼくも一度出ていたので、正直父親の存在が煩わしく感じたこともあります。
でもそんな人でも両親です。
自分で一緒に住むと決めたなら、介護やらなんやらを自分が見ていく覚悟を決めなければいけません。
二世帯住宅でも後悔しないために
- 独身二世帯、マジ大変!恋愛も結婚もお金も…
- でも大丈夫!計画と覚悟で快適ライフも夢じゃない!
- プライバシー、お金、家族、柔軟性、この4つが鍵!
独身で二世帯住宅を建てる場合、将来を見据えた慎重な計画が必要です。
プライバシー、経済面、家族関係、柔軟性のある設計を重視することで、長期的に快適な生活を送ることができるはず。
ぼくの経験からいえば、これらのポイントをしっかりと考慮していれば、より満足度の高い二世帯住宅生活を送れたと思います。
ここまで読んでくださった方はわかると思いますが、全てが後付けの感想です。
一世帯で家を建てた友人でも「住んでみると思ってた家と違う」という感想を聞きます。
だからこそ二世帯はさらに考えることが多く、親を連れてくる側の配慮が大切です。
ぜひこれらのポイントを意識してみてください。
きっと、より良い二世帯住宅生活につながるはずです。