「まさか、自分が20代で家を買うなんて…」
しかも、二世帯住宅です。
きっかけは、定年退職を迎えた父の夢。「退職金で家を建てたい!」
現実は甘くありません。
65歳を過ぎると、35年ローンを組むのは至難の業。
そんなとき、家族会議で飛び出したのが「二世帯住宅」という選択肢でした。
「え、ぼくがローンを組むの?!」体
戸惑いながらも、父の夢、そして家族の未来のために、ぼくは大きな決断をしました。
この記事では、20代で二世帯住宅を建てることになったぼくの体験談を赤裸々に綴ります。
当時のドタバタ劇、そして数年経った今だからこそ思うこと。
これから家づくりを考えている方、
特に二世帯住宅を検討している方は、ぜひ読んでみてください。
1.父の夢と現実のギャップ
僕の父は長年、自分の家を建てることを夢見ていました。
(夢っていうと盛ってる感はあるけど)
ですが、65歳で退職を迎え大きな問題に直面しました。
35年ローンが組めないという現実。(絶対わかってたよね!?)
- 父は65歳で退職予定だった
- 退職金をある程度使って家を建てる計画だった
- 65歳では35年ローンが組めない(わかってたけど)
2.二世帯住宅(リレーローン)という解決策
この問題を解決するために、二世帯住宅を建てることを決意しました。
僕が20代独身だったにもかかわらず、この決断に参加することになったのです。
なんとなく楽しく生きていたのでうっかりOKしてしまったんですよね。
- 僕が名義人となることで35年ローンが可能に
- 父の退職金を頭金として活用
- 二世帯住宅にすることで、将来的な生活設計も考慮
- 退職金を老後のためにとっておける
3.メリットとデメリット
この決断には、いくつかのメリットとデメリットがありました。
メリット
- 父の夢を叶えることができた
- 退職金を残して老後の生活費に充てることができた
- 将来的な家族の住まいを確保できた(デメリットでもある)
デメリット
- 20代で大きなローンを抱えることになった
- 将来の結婚相手への説明が必要になった
- 自分だけの判断で家を建てられなかった
4.ラッキーだったこと
- 両親が10年間はきっちりとローンを払ってくれた
- 現職中にローンの支払いが終わる予定
「35歳くらいから35年ローンを組む人生は、やっぱり大変だよなぁ…」
と思うので早めにローンが終わることだけはありがたい。
結婚の年齢が遅くなってきた昨今では特別不思議なことではありませんけどね。
5.現在の状況と振り返り
あれから数年が経ち、この決断を振り返ってみると、良かった点も悪かった点もあります。
- 結果的に、お金に余裕が生まれている
- 間取りなど、もう少し慎重に考えるべきだった点もある
- 現在の物価や金利を考えると、今から同じような決断をするのは難しいかもしれない
自分たちがローンを払わない期間を設けさせてくれたおかげで、お金を貯めることができました。
今、家を建てようと思うとだいぶ高くなってしまうことから、10年前に家を建てておいてよかったなーと思うところはあります。
妻はやっぱり新しい家が良い(自分で決めた家)
妻が当たら良い家を見るたびに「おしゃれだなー、良い家だなー」というのがグサッときます。
≫リンク
まとめ
「退職金と35年ローンの問題」は、僕たち家族にとって大きな転機となりました。
20代で二世帯住宅を建てるというなかなかな決断です。
父の夢をかなえることができたことだけはよかったです。
もちろん課題もありましたが、全体としては前向きな結果につながったと感じています。
とは言っても、心境はこんな感じでした。
≫マジで無理!二世帯住宅を独身で建てるってどういうこと?心境は?(リンク)