二世帯住宅で暮らしていると、外へ出るときに親世帯と顔を合わせることがあります。
「どこに行くの?」と聞かれるのを、会話と感じるか、行動を見られているように感じるか。受け止め方は人それぞれです。
うちには、行き先を報告するルールはありません。たまに聞かれることはありますが、外出のたびに細かく説明する形にはしていません。
この記事では、元の記事を書いた当時の父・母とのやり取りを残しながら、外出前に伝えることと、自分たちで決めたいことを整理します。
- 世間話として行き先を聞かれること
- 外出のたびに報告を求められること
- 食事や迎えの予定に関わる連絡をすること
ルール化されていなければまだ良い
うちでは「行く場所を言ってから出る」と決めていません。同じ家に住んでいても、親に外出の許可をもらう関係ではないです。
ぼく自身は聞かれてもそれほど気になりません。ただ、それを妻にも同じように受け止めてほしいとは思っていません。
何度も聞かれたり、答えないと出かけにくくなったりするなら、話は変わります。
- 答えなくても外出できるか
- 一度答えたあとも質問が続くか
- 行き先を理由に予定を変えるよう言われるか
これは、わが家で全部が起きたという話ではありません。軽い会話なのか、生活に負担をかける報告なのかを考えるための確認項目です。
父の場合
当時の父はぼくには行き先を聞いていましたが、妻に聞いているところは見たことがありませんでした。なぜ聞かないのかは、本人に確認したわけではありません。
- ぼくには、ときどき行き先を聞く
- 妻への同じ質問は、ぼくは見たことがない
子どもと遊びに行く場所は公園が多かったので、ぼくは普通に答えていました。
それでも、毎日細かく聞かれたら面倒だろうなとは思います。自分が平気なことと、頻度が増えても平気なことは別ですね。
母の場合
母も行き先を聞くことがありました。ただ、強く報告を求める感じではなく、子ども、つまり孫に聞くこともありました。
- 母も、ときどき行き先を聞く
- 子どもとの会話の中で聞くことがある
ぼくには、孫と会話を楽しみたいくらいのやり取りに見えました。これはぼくの受け止め方です。
親がどんなつもりでも、聞かれる側が負担に感じるなら、その気持ちは別に確かめる必要があります。
妻が一人で出かけるときはスルーしてくれたら良い
子どもと一緒に出かけるとき、親世帯が孫と話すこと自体は、ぼくら夫婦は気にしていませんでした。一方で、妻が一人で出るたびに詳しく質問されるとしたら、ぼくでもしんどいと思います。
たとえば次の質問が続く場面です。元の記事でも挙げた仮の例で、妻が実際に全部聞かれたという記録ではありません。
- どこに行くのか
- 何をするのか
- いつ帰るのか
- 誰と会うのか
- なぜ出かけるのか
帰宅時間を知る必要がある日もあります。
でも、用件もなく全部を聞くなら、世間話のつもりでも尋問のように感じることはありそうです。親の意図を推測して妻へ「気にしなくていい」と言うだけでは、解決しません。
負担は、まず夫婦で確かめる
妻が嫌だと感じているなら、まず何が負担かを聞く。そのうえで、自分の親には自分から伝えたいです。
「妻がそう言っているから」だけで済ませず、ぼくも同じ考えだとわかる形で。詳しい夫の役割は、二世帯住宅で妻の味方をする話で扱っています。
行き先の説明と、予定に必要な連絡を分ける
外出先を細かく説明しないことと、頼んでいることへの連絡を省くことは違います。食事や送迎をお願いしている日には、相手が動くために必要な情報を伝えたいです。
- 迎えを頼んだ時間に変更がある
- 用意してもらう予定の食事が不要になる
- 子どもを預かってもらう時間が延びる
- 自分が担当する家事に間に合わない
これらは話し合うための例です。夕食の準備に関わるなら、たとえば「今日は夕食はいらない」と伝えればよい。
誰とどこで会うかまで説明する必要があるかは、別の話です。
連絡する範囲は、お互いに同じ
連絡の範囲を決めるときは、親世帯の外出にも同じ考え方を当てはめたいです。子世帯だけに報告を求めず、頼んだ用件に必要な情報をお互いに伝える。
生活全体の取り決めは、同居に必要なルールと不要な細かいルールにまとめています。
伝える内容が決まったら、連絡先と返事のタイミングも相談できます。LINE・電話の返信や催促を減らす連絡ルールでは、予定の変更を知らせるだけの連絡と、返事が必要な依頼を分けています。
毎回聞かれるのが負担なら、困る行動を具体的に伝える
ぼくなら、「干渉しないで」の一言より、どの質問が、どのくらい続くと困るのかを整理して伝えたいです。相手の性格を責めるより、次から変えてほしい行動がわかる話にします。
以下は伝え方の例で、わが家の実際の会話ではありません。
- 「今日は夕食はいらないよ。行き先の細かい話は、毎回しなくてもいいことにしたい」
- 「子どもの迎えに関わる日は、必要な時間を伝えるね」
- 「何度も誰と会うか聞かれると負担だから、そこは聞かないでほしい」
最初から全部の質問を禁止する必要があるかは、困り方によります。まず一つ、負担になっている聞き方を変えてもらう。
それでも続くなら、夫が改めて話す。妻だけがその場で答え続ける形にしないことが大事だと思います。
まとめ
うちは行き先の報告をルールにしていません。たまに聞かれて答えることと、答えないと外出できない関係は、同じではないです。
- 用件のない細かな報告は義務にしない
- 頼んだ食事や送迎に関わる変更は伝える
- 負担を感じる人の話を先に聞く
同じ質問でも、ぼくと妻で感じ方が違っていい。自分が気にならないからこそ、相手がどこで困っているかを聞く役目があると思っています。
同居全体の距離感を見直すなら、二世帯住宅で快適に暮らすコツから、気になる話へ進めます。